今回は、Amazonの人気スマートスピーカー「Echoシリーズ」の新製品「Echo Pop(エコーポップ)」と、定番モデル「Echo Dot (エコードット、第5世代)」を徹底比較してみました。音質や機能、価格、サイズ、環境への配慮など、さまざまな観点から検証してみたので、どちらを購入するか迷っている方はぜひ参考にしてください。この記事を読めば、あなたにぴったりのスマートスピーカーが見つかるはずです!
Echo Pop(エコーポップ)とEcho Dot (エコードット、第5世代)の違い一覧
2023年5月31日に発売予定のEcho Pop(エコーポップ)が話題になっています。Echo Pop(エコーポップ)と2023年2月に発売されたばかりのEcho Dot (エコードット、第5世代)、どちらを購入しようかと迷っている方も多いのではないでしょうか。
まずはEcho Pop(エコーポップ)とEcho Dot (エコードット、第5世代)の違いを一覧表で見てみましょう。
Echo Pop | Echo Dot(第5世代) | |
発売日 | 2023年5月 | 2023年2月 |
価格 | 5,980円 | 7,480円 |
スピーカーサイズ | 1.95インチ | 1.73インチ |
音楽ストリーミングサービス ・Amazon Music HD対応 | 〇 | 〇 |
音声・ビデオ通話 | 〇 | 〇 |
モーション検知 | × | 〇 |
温度センサー | × | 〇 |
音声ショッピング | 〇 | 〇 |
サイズと重量 | 99 x 83 x 91 mm 196 g | 100 x 100 x 89 mm 304 g |
カラー | 4色 | 3色 |
デザインの比較:Echo PopとEcho Dot (第5世代)の外観とサイズ
Echo PopとEcho Dot (第5世代)は、どちらも2023年発売の新しいモデルのスマートスピーカーですが、外観とサイズに違いがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
Echo Popの外観とサイズ
Echo Popは、2023年5月に発売されるAlexa搭載のスマートスピーカーです。半球型のデザインで、AZ2プロセッサーを備えています。
チャコール、グレーシャーホワイトに加え、新色のラベンダー、ティールグリーンの4色がラインアップされています。本体サイズは99×91×93mm (幅×奥行き×高さ)で、重さは196gです。
Echo Dot(第5世代)の外観とサイズ
Echo Dot(第5世代)は、2023年2月に発売されたAlexa搭載のスマートスピーカーです。Echoシリーズでは手ごろな価格帯でありながら、音質が向上したモデルです。10%大きくなった44mm (1.73インチ) スピーカーを搭載し、音楽やポッドキャストなどを豊かなサウンドで再生できます。
チャコール、グレイシャーホワイト、ディープシーブルーの3色展開です。本体サイズは100×100×89mm (幅×奥行き×高さ)で、重さは328gです。
時計のついたEcho Dot with clock (第5世代)はサイズは同じですが、重さが351gとわずかに重くなっています。
Echo PopとEcho Dot (第5世代)をデザイン面で比較してみる
Echo PopとEcho Dot (第5世代)をデザイン面で比較すると、以下のような違いがあります。
- Echo Popは半球型で前面方向にスピーカーが配置されており、Echo Dot (第5世代)は球形で下方向にスピーカーが配置されています。
- Echo Popはラベンダーとティールグリーンというポップなカラーが選べますが、Echo Dot (第5世代)はディープシーブルー以外は落ち着いたカラーです。
- Echo PopはEcho Dot (第5世代)よりも若干小さくて、軽いです。
オーディオ性能の比較:サウンドクオリティと音楽再生の違い
Echo PopとEcho Dot (第5世代)は、どちらもAlexa搭載のスマートスピーカーですが、オーディオ性能には違いがあります。それぞれのサウンドクオリティや音楽再生の特徴を比較してみましょう。
Echo Popのサウンドクオリティと音楽再生
Echo Popは、前面方向にスピーカーを配置した半球型の形状で豊かなサウンドを提供します。49.5mm(1.95インチ)の前面放射型フルレンジユニットを搭載し、ロスレスHD音源にも対応しています。音楽やポッドキャストなどをクリアでバランスの良いサウンドで再生できます。
Echo Popは、Amazon MusicやApple Musicなどの音楽サービスに対応しており、Alexaに話しかけるだけで好きな曲やプレイリストを聴くことができます。また、BluetoothやWi-Fi経由でスマートフォンやタブレットなどと接続して、自分の持っている音楽も再生できます。
2台利用してステレオペアを作成することも可能です。左右に分離したサウンドでより臨場感のある音楽体験ができます。
Echo Dot (第5世代)のサウンドクオリティと音楽再生
Echo Dot (第5世代)は、10%大きくなった44mm (1.73インチ) のスピーカーを搭載し、音質が向上したモデルです 。下方向にスピーカーを配置した球形の形状で、音楽やポッドキャストなどを豊かなサウンドで再生できます。
Echo Dot (第5世代)も、Echo Popと同様にAmazon MusicやApple Musicなどの音楽サービスに対応しており、Alexaに話しかけるだけで好きな曲やプレイリストを聴くことができます。また、BluetoothやWi-Fi経由でスマートフォンやタブレットなどと接続して、自分の持っている音楽も再生できます。
2台利用してステレオペアを作成することが可能です。左右に分離したサウンドでより臨場感のある音楽体験ができます。
Echo PopとEcho Dot (第5世代)をオーディオ性能で比較してみる
Echo PopとEcho Dot (第5世代)をオーディオ性能面で比較すると、以下のような違いがあります。
- Echo Popは前面方向にスピーカーが配置されており、聴く位置によっては音質が変わる可能性があります。Echo Dot (第5世代)は下方向にスピーカーが配置されており、周囲に均等に音が広がります。
- Echo PopはロスレスHD音源に対応しており、高解像度の音楽を聴くことができます。Echo Dot (第5世代)はロスレスHD音源に対応していません。
- Echo Popは49.5mmの前面放射型フルレンジユニットを搭載しており、中高域が明瞭です。Echo Dot (第5世代)は44mmの下方放射型フルレンジユニットを搭載しており、低域が豊かです。
機能の比較:Alexaの機能とスマートホームの連携
Echo PopとEcho Dot (第5世代)は、どちらもAlexaを搭載したスマートスピーカーですが、機能やスマートホームとの連携には違いがあります。それぞれの機能やスマートホームとの連携の特徴を比較してみましょう。
Echo Popの機能とスマートホームとの連携
Echo Popは、音楽やポッドキャスト、オーディオブックの再生、天気予報やニュースの確認、タイマーやリマインダー、買い物の再注文や親しい友人や家族との通話など、Alexaに話しかけるだけでさまざまなことができます。また、Amazon MusicやApple Musicなどの音楽サービスに対応しており、好きな曲やプレイリストを聴くことができます。
Echo Popは、スマートホーム製品やスマートプラグ、スマートリモコンと接続すれば、音声で家電の操作もできます。また、スマートホームデバイスの標準規格「Matter」にも対応しており、スマートホーム製品のセットアップを容易にします。さらに、Eero内蔵機能により、Wi-Fiエクステンダーとしても利用できます。
Echo Dot (第5世代)の機能とスマートホームとの連携
Echo Dot (第5世代)も、Echo Popと同様にAlexaに話しかけるだけでさまざまなことができます。また、Amazon MusicやApple Musicなどの音楽サービスに対応しており、好きな曲やプレイリストを聴くことができます。
Echo Dot (第5世代)も、スマートホーム製品やスマートプラグ、スマートリモコンと接続すれば、音声で家電の操作もできます。また、スマートホームデバイスの標準規格「Matter」にも対応しており、スマートホーム製品のセットアップも簡単です。
Echo Dot (第5世代)は、Echo Popと異なり、タッチセンサーを搭載しています。本体をタッチすることで、音楽やタイマーの停止が可能です。アラームのスヌーズにも対応します。また、Echo Dot with clockは本体にデジタル時計を表示できるほか、天気や楽曲情報なども表示できます。
Echo PopとEcho Dot (第5世代)を機能面で比較してみる
Echo PopとEcho Dot (第5世代)を機能面で比較すると、以下のような違いがあります。
- Echo PopはEero内蔵機能を備えており、Wi-Fiエクステンダーとしても利用できます。Echo Dot (第5世代)はEero内蔵機能を備えていません。
- Echo Dot (第5世代)はタッチセンサーを備えており、本体をタッチすることで音楽やタイマーの停止が可能です。アラームのスヌーズにも対応します。Echo Popはタッチセンサーを備えていません。
- Echo Dot with clockは本体にデジタル時計を表示できるほか、天気や楽曲情報なども表示できます。Echo Popは本体にデジタル時計を表示できません。
モーション検知と温度センサーの比較
Echo PopとEcho Dot (第5世代)は、モーション検知と温度センサーという2つの機能についても違いがあります。それぞれの機能の特徴と使い方を比較してみましょう。
Echo Popのモーション検知と温度センサー
Echo Popは、モーション検知と温度センサーという2つの機能を持っていません。これらの機能は、Echo Dot (第5世代)やEcho (第4世代)などの上位モデルに搭載されています。Echo Popは、単純に音声でAlexaに話しかけることで操作するスマートスピーカーです。
Echo Dot (第5世代)のモーション検知と温度センサー

Echo Dot (第5世代)は、モーション検知と温度センサーという2つの機能を持っています。これらの機能は、Alexaアプリで設定することができます。
- モーション検知:Echo Dot (第5世代)は、超音波モーションセンサーを使って、近くに人がいるかどうかを感知できます。この機能を使って、在室感知定型アクションを作成することができます。例えば、部屋に入ったらライトをつける、部屋から出たらライトを消す、などのアクションを設定できます。
- 温度センサー:Echo Dot (第5世代)は、内蔵された温度センサーで室温を測定できます。この機能を使って、「Alexa、部屋の温度は?」と聞くことができます。また、温度感知定型アクションを作成することもできます。例えば、室温が25度以上になったらエアコンをつける、室温が18度以下になったら暖房をつける、などのアクションを設定できます。
Echo PopとEcho Dot (第5世代)をモーション検知と温度センサーで比較すると
Echo PopとEcho Dot (第5世代)をモーション検知と温度センサーで比較すると、以下のような違いがあります。
- Echo Popはモーション検知と温度センサーという2つの機能を持っていません。Echo Dot (第5世代)はモーション検知と温度センサーという2つの機能を持っています。
- Echo Popは音声でAlexaに話しかけることで操作するスマートスピーカーです。Echo Dot (第5世代)は音声だけでなく、モーションや温度に応じて自動的に操作するスマートスピーカーです。
環境にやさしい設計の比較

Echo PopとEcho Dot (第5世代)は、どちらもサステナビリティを考慮した設計を採用していますが、使用されている素材や梱包材には違いがあります。それぞれの環境にやさしい設計の特徴を比較してみましょう。
Echo Popの環境にやさしい設計
Echo Popは、本体デバイスおよびケーブル、電源アダプターには再生利用ポリエステル糸を100%、再生利用アルミニウムを80%使用しています。また、このデバイスで使用される電力相当のクリーンエネルギーを生産できるよう、Amazonでは新たな風力発電所や太陽光発電所を米国とヨーロッパに建設しています。
Echo Popは、このデバイスに使用される梱包材の99%に適切に管理された森林やリサイクル資源から調達した木質繊維を使用しています。さらに、デバイスを使用していない時は、消費電力を抑える低電力モードに切り替わります。
Echo Dot (第5世代)の環境にやさしい設計
Echo Dot (第5世代)も、Echo Popと同様にこのデバイスで使用される電力相当のクリーンエネルギーを生産できるよう、Amazonでは新たな風力発電所や太陽光発電所を米国とヨーロッパに建設しています。また、このデバイスに使用される梱包材の99%に適切に管理された森林やリサイクル資源から調達した木質繊維を使用しています。さらに、デバイスを使用していない時は、消費電力を抑える低電力モードに切り替わります。
Echo Dot (第5世代)は、Echo Popと異なり、本体デバイスおよびケーブル、電源アダプターには再生利用ポリエステル糸100%と再生利用プラスチックを56%以上使用しています。
Echo PopとEcho Dot (第5世代)を環境にやさしい設計で比較してみる
Echo PopとEcho Dot (第5世代)を環境にやさしい設計で比較すると、以下のような違いがあります。
- Echo Popは本体デバイスおよびケーブル、電源アダプターには再生利用ポリエステル糸を100%、再生利用アルミニウムを80%使用しています。Echo Dot (第5世代)は本体デバイスおよびケーブル、電源アダプターには再生利用ポリエステル糸100%と再生利用プラスチックを56%以上使用しています。
- Echo PopとEcho Dot (第5世代)はどちらもこのデバイスに使用される梱包材の99%に適切に管理された森林やリサイクル資源から調達した木質繊維を使用しています。
- Echo PopとEcho Dot (第5世代)はどちらもデバイスを使用していない時は、消費電力を抑える低電力モードに切り替わります。
価格の比較:どちらがお得か?
Echo PopとEcho Dot (第5世代)は、価格にも違いがあります。それぞれの価格の特徴を比較してみましょう。
Echo Popの価格
Echo Popは、税込み5,980円で販売されています。カラーバリエーションは、チャコール、グレーシャーホワイト、ラベンダー、ティールグリーンの4色です。
Echo Popは、Echoシリーズの中でも最もコンパクトで手頃な価格帯のモデルです。半球型のデザインでインテリアにも馴染みやすく、限られたスペースにも置きやすいです。ポップなカラーも魅力的です。
Echo Dot (第5世代)の価格
Echo Dot (第5世代)は、税込み7,480円で販売されています。カラーバリエーションは、チャコール、グレーシャーホワイト、ツイライトブルーの3色です。
Echo Dot with clock (第5世代)は、税込み8,480円で販売されています。カラーバリエーションは、クラウドブルー、グレーシャーホワイトの2色です。
Echo Dot (第5世代)とEcho Dot with clock (第5世代)は、Echoシリーズの中でも人気の高いモデルです。球形のデザインでスタイリッシュでありながら、タッチセンサーや温度センサーなどの機能を備えています。時計付きモデルは本体にデジタル時計や天気情報などを表示できます。
Echo PopとEcho Dot (第5世代)を価格面で比較してみる
Echo PopとEcho Dot (第5世代)を価格とサイズで比較すると、以下のような違いがあります。
- Echo Popは税込み5,980円で販売されており、Echo Dot (第5世代)よりも1,500円安く、Echo Dot with clock (第5世代)よりも2,500円安いです。
- Echo Popはカラーバリエーションが4色であり、Echo Dot (第5世代)よりも1色多く、Echo Dot with clock (第5世代)よりも2色多いです。
【まとめ】Echo PopとEcho Dot (第5世代)の徹底比較!
Amazonのスマートスピーカー「Echo Pop」と「Echo Dot (第5世代)」を音質や機能、価格、サイズ、環境への配慮など、さまざまな観点から検証してみました。
■Echo Pop(エコーポップ)とEcho Dot (エコードット、第5世代)の違い一覧
■デザインの比較:Echo PopとEcho Dot (第5世代)の外観とサイズ
■オーディオ性能の比較:サウンドクオリティと音楽再生の違い
■機能の比較:Alexaの機能とスマートホームの連携
■モーション検知と温度センサーの比較
■環境にやさしい設計の比較
■価格の比較:どちらがお得か?
Echo Popはコンパクトで手頃な価格のモデルで、ポップなカラーが魅力的です。Echo Dot (第5世代)はタッチセンサーや温度センサーなどの機能を備えたモデルで、時計付きモデルは本体にデジタル時計や天気情報などを表示できます。どちらも環境にやさしい設計を採用しています。あなたの好みや用途に合わせて、ぴったりのスマートスピーカーを選んでくださいね。
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