スマートホーム化の第一歩してぜひ揃えてほしいのがこの「スイッチボット(SwitchBot)ハブ2」というスマートデバイスです。スイッチボットハブ2は1台4役の優れもので、おうちをスマートホーム化するのにぴったりなのです。
設定や設置も難しいことはなく、初心者さんでも簡単!アプリの操作画面もシンプルで分かりやすく、使いやすいです。「スイッチボットハブ2」について、詳しくレビューしていきます!
▶スイッチボットロックの取り付け・設定は難しい?キーレス玄関を簡単に実現
▶スイッチボット指紋認証パッド+スマートロックで最強!工事不要で簡単取り付け
▶スイッチボット(SwitchBot)シーリングライトは取り付け簡単!ハブ機能で連携も♪
スイッチボット(SwitchBot)ハブ2とは?
スイッチボット(switchbot)ハブ2とは、スマートリモコン、スマートホームハブ、スマート温湿度計、スマートボタンの4つの機能を一体化した次世代のスマートデバイスです。
スイッチボットハブ2を使えば、赤外線家電やSwitchBotシリーズの製品をスマートフォンや音声アシスタントで操作できるようになります。
ワンタッチで複数の家電やデバイスを同時に操作できるスマートボタン機能も搭載!スイッチボットハブ2は、Matter対応のゲートウェイ機能も持っており、SwitchBotロック、カーテン、ボットなどのBluetooth通信製品や、エアコンやテレビなどの赤外線家電をホームアプリで操作できるようになります。
◆スイッチボット2の特徴◆
✔スマートリモコンとして使用できる
✔温度・湿度・照度計を兼ねている
✔スマートボタン搭載で家電を一括操作
✔外出先からでも家電を操作可能
✔スタイリッシュなデザイン
スイッチボット(SwitchBot)ハブ2の内容物は?
スイッチボットハブ2の内容物は以下の通りです。ハブミニにはなかった「温湿度センサー搭載ケーブル」が目を惹きますね。
SwitchBotハブ2本体
5V/2Aアダプター
温湿度センサー搭載ケーブル(約2m)
両面テープ
温湿度センサー両面テープ
取扱説明書
スイッチボット(SwitchBot)ハブ2のレビュー|使い方・活用シーン
スイッチボット(SwitchBot)ハブ2の使い方・活用シーンをその特徴をふまえて、見ていきましょう。
スマートリモコンとして使う
スイッチボットハブ2は、赤外線家電をスマートに操作できるデバイスです。
テレビやエアコンなどのリモコンをスイッチボットハブ2に登録すれば、スマホや音声で簡単にコントロールできるようになります。つまり、リモコンをたくさん持つ必要もなくなるのです。今まで、家電1つに対して1つずつあったリモコンを一気に集約できるというわけです。
スイッチボットハブ2は、8万点以上の家電に対応しており、赤外線の届く範囲も広いです。リモコンの登録も簡単にできるので、スマートホーム初心者でも安心して使えます。
前作のハブミニよりも赤外線の届く範囲が2倍に広がったので、ひとつでカバーできる家電が増えているのが好印象!設置場所に悩むことが減りそうですよね。
また、ハブミニの不満のひとつであったリモコンとの併用シーンでの改善もあるんです!エアコンの温度をスマートリモコンで操作した後、リモコンで温度をあげようとすると、今、何度に設定されているのか、よく分からなくなってしまうということがありました。
ハブ2ではリモコンでエアコンを操作する時、ハブ2がスマホでエアコンの状態を更新してくれます。アプリでエアコンの状態を確認することができるようになったのです。現時点ではエアコンのみの対応ですが、今後の拡充に期待したいですね。
スマートスピーカーとの連携でさらに使いやすく
スイッチボットハブ2は、Amazon EchoやGoogle Nestなどのスマートスピーカーと連携させることで、さらに便利に、使いやすく進化します。
スマートスピーカーを連携すると、声での操作が可能になります。
「アレクサ、テレビをつけて」「アレクサ、エアコンをつけて」という感じで、家電を操作できるようになります。また、「アレクサ、おやすみ」というように特定のワードを登録しておくと、寝る前にしてほしい家電操作を一括で行うこともできるようになります。
温度・湿度・照度計として使う
スイス製高精度センサーを搭載した温湿度センサーがコード部分に内蔵されています。これは、スマートリモコン本体にセンサー内蔵してしまうと、Wi-Fiチップの熱の影響を受けてしまうため、わざわざ別のコード部分にしているそう。
警告アラート機能も搭載しています。温度や湿度が設定値を上回ったり、下回ったりした場合、アプリ通知やハブ2本体からも音と光で警告アラートを出してくれます。
例えば、リビングから離れた子供部屋や高齢者だけの部屋の温湿度の状況を把握できるというわけです。
照度計もついているので、明るくなった、暗くなったという状況をトリガーに家電を操作することもできます。留守中でも、日が沈んで室内が暗くなったら照明をつけるという設定にしておけば、防犯にも役立ちますよね。一人暮らしの女性には嬉しい機能だと思います。
スマートボタン搭載で家電を一括操作する
ハブミニにはなかった新しい機能がスマートボタンです。これは、物理的なオン/オフのボタンで、あらかじめ登録しておいた家電をボタンを押すことで一気に操作するというもの。
外出時にオフのボタンを押すだけで、テレビ、照明、エアコンをすべて消すということも可能です。
ただ、設置場所によっては小さめのボタンを押すのがすこし難しい場合も…。画面角度が斜めになっているとその都度、本体が動いてしまうのが気になりました。
外出先から家電を操作する
スイッチボットハブ2があれば、Wi-Fiを通じて、外出先から家電を操作することも可能になります。
家の最寄り駅に着いたタイミングでエアコンや加湿器をつけ、帰宅時の部屋を快適な状態にしておくことができます。家についてすぐに、涼しい部屋が待っているなんて夢のようですよね。
お風呂を沸かすスイッチにスイッチボットの指ロボットをつけておけば、帰宅の時間を考えてお風呂を沸かし始めることだってできますよね。
我が家のスイッチボットハブ2の使い方の実例
我が家ではスイッチボットハブ2とスマートスピーカーを連携し、操作しているのは以下のラインナップ。
・テレビ
・エアコン
・扇風機
・カーテン(+スイッチボットカーテン)
・玄関鍵(+スイッチボットロック)
・照明(単体/+スイッチボットシーリングライト)
・加湿器(+スイッチボット指ロボット)
・ロボット掃除機ルンバ(+スイッチボット指ロボット)
・プリンター(+スイッチボット指ロボット)
リモコンがある家電はもちろん、リモコンのない家電の場合は指ロボットを併用し、声で操作ができるようになったので、毎日の暮らしがぐんと便利になりました。我が家ではスマートスピーカーのアレクサも、スイッチボットシリーズも、なくてはならない必需品です。
スイッチボット(SwitchBot)ハブ2とハブミニの違いは?
スイッチボットハブ2とハブミニの違いの主な点は以下の通り。
✔最大送信距離が2倍に
✔本体のスマートボタンから操作できる
✔Wi-Fiが不安定でもエアコンを操作可能
✔ハブ2がスマホでエアコンの状態を更新
✔温湿度・照度計測が可能に
✔スマートホーム共通規格「Matter」に対応
機能の違いを表にしてみました。ハブ2がいろいろと進化しているのがよく分かりますね。
多機能なスマートリモコンが欲しいならハブ2、シンプルで価格を抑えたスマートリモコンが欲しいならハブミニという感じですね。
機能の違い | ハブ2 | ハブミニ |
接続端子 | USB Type C(with multiple sensors) | Micro USB |
赤外線リモコン機能 | 〇 | 〇 |
温湿度センサー | ○ | × |
照度センサー | ○ | × |
スマートアラート | ○ | × |
Matter機能 | ○ | × |
手動シーンのタッチ操作 | ○ | × |
オートメーション | スケジュール/ジオフェンス(GPS) /温度(センサー)/湿度(センサー) /照度(センサー) | スケジュール/ジオフェンス(GPS) |
価格 | 8,980円 | 5,480円 |
外観、大きさも違います。
ハブミニは65×65×20mm、36gです。
ハブ2は80×70×23mm、63gです。
ハブ2の方が温湿度、スマートボタンがあるので少し大きく、重くなっています。
棚に置いたり、壁にかけたりした感じでは、それほど大きくなっているような気はしませんでした。重さももともとが軽いものなので、重量感は感じません。
使ってみて感じた良い点・悪い点
実際に使ってみて感じた良い点と悪い点を見ていきましょう。
悪い点
ケーブルが邪魔
今まで利用していたハブミニと違い、ケーブルに温湿度計が付いているので、置き場所をよく考える必要があります。デスクや棚に置くと、どうしてもこの温湿度計のケーブル部分が目につく感じになってしまいます。
壁にかけたり、長いケーブルを後ろ側に垂らしたりするとインテリアに馴染むかなと思いました。
Wi-Fiは2.4GHz帯しか対応していない
Wi-Fiの対応が今のところ2.4GHz帯しか対応していない点も少し気になりました。
ただ、前作のハブミニも同様だったので、使い勝手自体は変わらないと感じています。
スマートロックをスマートスイッチで解除できない
我が家はスイッチボットロックを玄関鍵につけています。
このロックをハブ2のスマートスイッチで解除できたら便利だなと思っていたのですが、セキュリティの関係からか、ロックはスイッチの割り当てができないようです。
スマートスピーカーのアレクサとも連携していますが、音声でのロック解除の際にパスコードを言う必要があるので、それをスイッチひとつでやるのは難しいのかもしれません。
でも、これはいつか、対応してもらいたい機能だなと感じています。スマートスイッチで解除ができると利便性がより向上すると思います。
良い点
8パターンの設置方法が便利
ハブ2はスタンド付きなので、デスクや棚に置くことも、壁につけることもできるようになりました。
温度を見る、スイッチを押す、といった動作が必要なので、置き場所の選択肢が増えたのはいいことだと思います。
ちなみに、壁に付ける時は両面テープで付けます。我が家では試しに壁に付けたハブ2を外した時、うっかり壁紙まではがしてしまいました。
壁につける時は、あらかじめ場所に注意が必要です。
1台4役でできることが幅広い
温湿度・照度計も一緒になっているので、べつに温湿度計を用意する必要がありません。ひとつでいいので、部屋もすっきりしますよね。
エアコンのリモコン同期が便利
ハブミニではできなかったエアコンのリモコン同期が便利です。家族がいつの間にか、エアコンをリモコンで操作していたりするときなどにも、アプリ側が更新されて分かりやすいです。
ハブミニの情報引継ぎが簡単
もともとハブミニを使っていた部屋で、ハブ2を使うことにしました。
ハブミニに登録してあったリモコンなどの情報は、アプリで「リモコンをコピー」というボタンを押すだけで、引き継ぐことができました。
ハブ2への情報引継ぎはとても簡単でした!
スイッチボット(SwitchBot)ハブ2がひとつあれば、暮らしが広がる!
スイッチボットハブ2があれば、暮らしのちょっとしたやりとりがぐんとスマートに、スムーズになります。スマートスピーカーとの組み合わせで、その便利さは最強レベルに!洗い物をしている時に、声でテレビのチャンネルを変えられたり、寝る前にお布団の中から電気を消せたり。ちょっとしたことだけど、それができると、暮らしの満足度は一気に高くなりますよ。
ぜひ、参考にしてくださいね!
▶スイッチボットロックの取り付け・設定は難しい?キーレス玄関を簡単に実現
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参考:スイッチボット公式