無料の電子図書館で本をもっと身近に。東京23区の導入一覧付【2023年版】

暮らしのお役立ち

電子書籍の貸し出しを行う「電子図書館」が日本でも普及し始めています。ネット環境さえあれば、簡単に利用できる無料の電子図書館。専用の端末なども必要なく、スマホやタブレット、パソコンで手軽に閲覧することができるんです。

今回は、便利なこの「電子図書館」の利用方法に加えて、利用シーン、メリット、デメリット、東京23区で導入しているところの一覧などをご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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電子図書館を利用すれば、本をもっともっと身近に感じられる!

アメリカではすでに多くの図書館で導入されている「電子図書館」。日本でも、少しずつ導入する図書館が増えてきています。

いつでもどこでも、簡単に借りられて、返却の手間もなく、多くの人にメリットがあると考えられています。隙間時間に、なんとなくSNSやYouTubeを見てしまうという人も、「電子図書館」で本を借りれば、本をもっと身近に感じられるかもしれません。「電子図書館」について、詳しくみていきましょう。

電子図書館のメリットとデメリットとは?

電子図書館の7つのメリット

1.図書館に行かなくていい

図書館に行く必要がないというところが、電子図書館の最大のメリット。家にいながらにして、本を借りたり、返却することができます。返却期限が来れば、自動的に返却されます。返却期限を忘れていても、督促メールが来ることもありません。

2.スマホ、タブレット、パソコンで読める

貸し出された本は、スマホ、タブレット、パソコンなどを使って、そのままページを開けます専用アプリなどをダウンロード、インストールする必要はありません。本を持ち歩く必要がないので、荷物も減らすことができます。

3.24時間365日、いつでもオンラインで利用できる

電子図書館は、24時間365日、いつでも利用することができます夜間や休日、開館時間などに関係なく、利用できるところは大きなメリットのひとつ。仕事や学校でなかなか図書館に行けない人でも、図書館を利用しやすくなりますよね。

4.文字サイズを大きくできる

電子図書館の書籍は、文字サイズを拡大縮小することができます。特に、文字サイズ拡大機能は便利で、高齢者や小さな文字を読むことが難しい人でも、本を読みやすくなります

5.音声データや動画データが組み込まれているものは、内容がより分かりやすくなる

リッチコンテンツという音声データや立体データ、動画データなどが含まれたタイプの書籍もあります。リッチコンテンツで作られた図鑑や絵本などは、より具体的に、内容を把握できるようになります。

6.借りた資料を汚してしまうことがない

紙の書籍だと、ページを折り曲げてしまったり、飲み物をこぼしてしまったりすることがありますよね。図書館の紙の本を返却するとき、本を汚してしまったことを申告するのは、とても辛いこと。

電子書籍なら、スマホやタブレット、パソコンの中にデータが入っているので、そうした心配も少なくなります。ただ、スマホなどに飲み物をこぼすと、別の意味で大変なことにはなりますね。

7.無料で借りられる

公共の電子図書館の書籍なら、リアルな図書館と同様に、無料で本を借りることができます。

Amazon Kindle UnlimitedKADOKAWA Book Walkerのように、読み放題サービスは便利ですが、サブスクのひとつなので、月額利用料金がかかります。その点、地域の公共電子図書館を利用すれば、お金をかけずに本を借りることができる点はメリットのひとつ。

ただ、Amazon Kindle Unlimitedなどのように、たくさんの本がラインナップされているわけではないので、とにかくたくさんの本を読みたい!という人には、有料のサブスク系読み放題サービスがおすすめです。

電子図書館の3つのデメリット

1.貸し出し可能な書籍がまだ少ない

全ての書籍が電子化されているわけでなく、まだまだ貸し出し可能な書籍が少ないのが現状です。借りたいと思う書籍がない場合も多いというわけです。

2.スマホやタブレット、パソコンを持っていない人は利用できない

電子書籍を借りるためには、スマホやタブレット、パソコンが必要です。電子図書館を導入している地域によっては、こうした端末を持たない人のために専用のリーダーを用意しているところもありますが、まだまだ少ないのが現状です。

3.オフラインでは読めない

電子書籍を購入しているわけではないので、図書館で借りた本は、自分の端末にダウンロードすることができません閲覧時にはインターネットに接続する必要があるため、通信料がかかることがネックのひとつです。

電子図書館の利用シーンを考えてみよう

本を持ち歩かなくても、スマホやタブレットがあればどこでも読めるメリットを生かせるシーンとはどのような場でしょう?便利に使える6つのシーンを見ていきましょう。

1.病院や薬局の待ち時間

思いがけず長い待ち時間が発生しやすいところの代表が病院や薬局ですよね。そんなとき、電子図書館で好きな本を借りれば、待ち時間も気になりません。ただし、病院によっては、電波が入らない場所もあるので、注意が必要です。

2.アトラクションの待ち時間

テーマパークに行くときは、できるだけ荷物を軽くしたいもの。わざわざ、荷物が重くなると分かっている本を鞄に入れる気にはなれませんよね。でも、スマホなら、必ず持ち歩く持ち物のひとつなので、荷物が増えることもありません。テーマパークの長い待ち時間も、本を読んでいればあっという間です。

3.電車での通学・通勤時

電車の通勤通学時間も電子書籍を読むのにぴったりな時間。車内で、大きな本を開きづらいときでも、スマホなら他の人に迷惑をかけることなく、スムーズに読書を楽しめます

4.子供が退屈したとき

子供が退屈して騒ぎ始めてしまうシーンというのは案外多いですよね。手軽なYouTubeを与えてしまうよりも、電子図書館の絵本を一緒に読んでみるのもおすすめ「絵本」で絞込検索をして、一緒にどの本にするか選ぶところから始めれば、子供も納得感を持ちながら、静かにできそうです。

5.満員電車で本が開けないとき(音声コンテンツを利用する)

電子図書館にある書籍の中には、音声コンテンツが利用できるものもあります満員電車など、本やスマホを開くことが難しいシーンでも、音声コンテンツならスマートに聞くことができます

6.公園など光が強い場所で読書したいとき(音声コンテンツを利用する)

屋外で読書がしたいなと感じても、本やスマホを開くと直射日光で光ってしまい、文字が読めないということもよくありますよね。そんなときは、音声コンテンツを利用して、公園などの風景を眺めながら、本を楽しむのも◎。リラックスタイムを有効活用できますね。

電子図書館で借りられるのはどんな本?

電子図書館で借りられるのは、主に「リフローコンテンツ」、「フィックスコンテンツ」、「リッチコンテンツ」、「音声コンテンツ」の4つ。それぞれの図書館によって、所蔵している書籍は異なります。どんなものなのか、詳しく見てみましょう。

リフローコンテンツ

文章を中心とした電子書籍字の大きさや本によっては縦書き、横書きが変えられることもあります。しおり機能、メモ機能を使える場合もあります。

フィックスコンテンツ

「紙の本」と同じレイアウト(配置やデザイン)で表示される電子書籍。リフローコンテンツと違い、文字の大きさや縦書き、横書きは変えられません

リッチコンテンツ

アニメーションや3D(立体)、動画などが表示されるコンテンツ

音声コンテンツ

オーディオブックなどの音声再生ができるコンテンツ

電子図書館の使い方とは

1.必要なものを揃える

電子図書館の利用に必要なものは、主に以下の3つです。

・端末:パソコン(Windows/Mac)、iPhone、iPad、Android、Chromebook
・電子図書館を展開している地区の図書館貸し出しカード
・インターネット環境

ましろ
ましろ

現在は、それぞれの図書館のある自治体に在住、在勤、在学の人で図書館貸し出しカードを持っている人が利用できる、というところが多いようです。

2.電子図書館で本を探す

千代田web図書館 https://web.d-library.jp/chiyoda/g0108/guide/#viewer_manual

電子図書館のサイトに入ったら、本を探しましょう。図書館によっても探し方は異なりますが、多くの図書館では「ジャンルから探す」「検索ワードから探す」といった方法が使えます。

3.電子図書館で本を借りる

千代田web図書館より引用 https://web.d-library.jp/chiyoda/g0108/guide/#viewer_manual

目当ての本を見つけたら、「借りる」ボタンを押して、本を借りましょう。ログインが必要になります。本を借りる前に「試し読み」できる本もあります。中には、ログインせずに読める本がある電子図書館もあります。

ましろ
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本が貸し出し中の場合は、「予約する」ボタンで、予約することもできます。

4.読み終わったら、電子図書館で返却する

千代田web図書館 https://web.d-library.jp/chiyoda/g0108/guide/#viewer_manual

借りた本を読み終わったら、「返す」ボタンを押して、本を返却しましょう。図書館によっては、貸し出し期間を延長できることもあります。その場合は、「延長する」ボタンを押します。

東京23区の電子図書館導入一覧(2023年1月現在)

2023年1月現在、東京23区で電子図書館を導入しているのは、以下の16区です。導入がもっとも早かったのは千代田区で、2007年から稼働しています。(添付のPDFでは15区となっています。2022年11月に板橋区電子図書館が開始となった情報をいただき、リンクを貼っています)

※板橋区電子図書館は2022年11月1日にサービス開始との情報をいただきました。

そのほかの地域の電子図書館導入一覧はこちら(2023年1月現在調べ)

公共図書館 電子図書館サービス(電子書籍サービス)実施図書館(2022年10月01日現在)

電子図書館に関するよくあるQ&A

Q
電子書籍なのに、なぜ予約が必要な本があるの?
A

電子図書館でも、それぞれの図書館がその本を何冊購入しているかによって、借りられる冊数も変わります。そのため、借りたい本を他の人が借りている場合、紙の本と同じように予約が必要になります。

人気の本は、何十人待ちということもあります。

この本は二人が予約している状態です
Q
電子図書館のアプリはないの?
A

それぞれの電子図書館で導入しているアプリが異なります。アプリの提供がない電子図書館もあります。代表的なアプリとしては、「KinoDen」や「Libby」などがあります。

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おしまいに

だんだんと増えてきた電子図書館。でも、告知があまりないこともあり、自分の住んでいる自治体で展開されていることを知らないという人も多いようです。

メリットがたくさんある電子図書館なので、便利に使いこなしてみてくださいね!

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