シャープは、カラー電子辞書「Brain(ブレーン)」の「高校生モデル PW-S3」を2024年2月21日に発売しました。ひとつ前の型落ち版PW-S2との違いはなんなのでしょうか?
今回は、新旧モデルの価格、機能などを徹底比較!使いやすさなどもあわせて見ていきます。どんな人にどちらがおすすめか、わかりますよ♪
PW-S3とPW-S2の違いをまとめると以下の通りです。
新型PW-S3 | 旧型PW-S2 | |
ホーム画面の「学習メニュー」 | 〇 | × |
英単語「4択学習」機能 | 〇 | × |
収録コンテンツ数 | 277 | 270 |
本体カラー | ネイビー | ネイビー/ホワイト |
価格 | ¥53,460 | ¥34,873~ |
発売日(参考) | 2024年 | 2022年 |
それでは詳しく見ていきましょう。
PW-S3とPW-S2の機能面の違いを比較|シャープ高校生用電子辞書
PW-S3とPW-S2という新旧モデルの価格、機能など、どんな違いがあるのでしょうか?
PW-S3とPW-S2の寸法、仕様の違いとは
まずはPW-S3とPW-S2の寸法、仕様を一覧にして見比べてみましょう。
新型PW-S3 | 旧型PW-S2 | |
色名 | -K(ネイビー系) | -K(ネイビー系)、-W(ホワイト系) |
画面 | 5.5型WVGA+カラー液晶(854 × 480ドット、横121.1mm × 縦68.0mm)タッチパネル対応 | 5.5型WVGA+カラー液晶(854 × 480ドット、横121.1mm × 縦68.0mm)タッチパネル対応 |
外形寸法 | 閉時・最薄部・突起部含まず幅152.4mm × 奥行94.5mm × 高さ17.9mm | 閉時・最薄部・突起部含まず幅152.4mm × 奥行94.5mm × 高さ17.9mm |
質量 | 約260g(充電池・タッチペン含む) | 約260g(充電池・タッチペン含む) |
本体ユーザーエリア | 約200MB | 約200MB |
電源 | リチウムイオン充電池 | リチウムイオン充電池 |
使用時間 | 約140時間 | 約140時間 |
付属品 | タッチペン・microUSBケーブル・ACアダプター | タッチペン・microUSBケーブル・ACアダプター |
仕様面ではカラーバリエーション以外は同じですね。
PW-S3とPW-S2の機能の違い|シャープ電子辞書
次に機能面の違いを見ていきましょう。
①ホーム画面の「学習メニュー」の有無
②英単語の和訳を4択から選ぶクイズ方式の「4択学習」機能の有無
③収録コンテンツの違い
④本体カラーの違い
⑤価格の違い
詳しく見ていきましょう。
ホーム画面の「学習メニュー」の有無
PW-S3で新しく採用されたのが、ホーム画面の「学習メニュー」です。これは、学習機能を一覧で表示するもので、171ものコンテンツの中から使いたいコンテンツを素早く選べる便利な機能です。
学習機能としては英単語の意味などを隠しながら覚える「暗記ツール」や、本体に向かって英文を話して録音し、自分の発音を採点できるコンテンツなどが搭載されています。
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英単語の和訳を4択から選ぶクイズ方式の「4択学習」機能の有無
PW-S3には英単語の「 4択学習」の機能も搭載されました。10問ワンセットの形式で、間違った問題は後から再挑戦できるので、短時間の学習にも最適。授業間の休み時間や通学時間など、短い時間も有効に活用できますね。
収録コンテンツの違いを比較
PW-S3とPW-S2は収録コンテンツ数も違います。新型PW-3は収録コンテンツ数が277、旧型PW-2は収録コンテンツ数が270です。
新型PW-S3 | 旧型PW-S2 | |
英語 | 188 | 178 |
国語 | 51 | 50 |
理科・社会・数学 | 26 | 28 |
教養・旅行 | 12 | 14 |
詳しく見てみましょう。
英語分野については、公式サイトのカテゴリーが変化しているので、「英語」としてまとめてカウントしています。新型PW-S3は「でる順パス単アプリ」が4択クイズとしてラインナップに増えました。また、英語検定系では、旧型PW-S2にあった2021年度のものがなくなっています。
英語辞書分野では、新型PW-S3は「ジーニアス英和辞典 第6版」を採用。用例を追加し約10万の例文を収録しています。旧型PW-S2は同じジーニアスですが、「ジーニアス英和辞典 第5版」を採用しているという違いもあります。
国語分野については、公式サイトのカテゴリーでは見かけ上、新型PW-S3が1コンテンツ増えていますが、実は変化がありません。
これは旧型PW-S2の「理科・社会・数学」カテゴリーに入っていた「大学入学共通テスト 飯塚敏夫 漢文[国語]講義の実況中継」が国語カテゴリーに移動しただけです。旧型PW-S2の時のカテゴリー分けがおかしかったようですね。
教養・旅行分野では、新型PW-S3の方が数が減っています。これは、就活用コンテンツ「合格実例集&セオリー 面接編」の2021、2022がなくなったためです。
でる順パス単アプリ以外は時代に合わせた増減とみることができそうです。英語学習で4択クイズができるようになった点、ジーニアス英和辞典が第6版になったという点で、新型PW-S3の方が学習機能を強化しているといわれるのにも納得です。
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本体カラーの違い
PW-S3とPW-S2は本体カラーのラインナップが異なります。
PW-S3 ネイビー
PW-S2 ネイビー/ホワイト
旧型PW-S2にあったホワイトが新型PW-S3にはなくなっています。旧型はネイビーもホワイトも在庫が少なくなっています。特に、ホワイトは新型にはないカラーとあって、売り切れも早いと思われます。どうしてもホワイトが欲しい!という方は早めの購入を心がけるといいでしょう。
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価格の違い
PW-S3とPW-S2は価格にも差があります。
どちらもオープン価格ですので、価格コムの実売価格で比較してみましょう。
PW-S3 ¥53,460
PW-S2 ¥34,873~ (最安値)
2024/2/23時点
2022年発売の旧型PW-S2の方がだいぶ安い価格になっています。新型はまだ発売されたばかりなので、あまり値下げしている店舗はないようです。旧型PW-S2は平均価格としてみると37,000円~40,000円あたりを推移しています。
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PW-S3とPW-S2 共通の特長|シャープ電子辞書
PW-S3とPW-S2の機能は共通の特長も多いです。
ハイレベルな英語学習に対応できる英和大辞典や英英辞典を豊富に収録
どちらもハイレベルな英語学習に対応できる英和大辞典や英英辞典を豊富に収録しています。辞書のバージョンには違いがありますが、どちらの機種も、大学でも使える辞書のひとつ、ジーニアス英和辞典の上位版「ジーニアス英和大辞典」などを収録しています。
360°オープンデザイン&縦型学習スタイル
どちらも360°オープンデザインを採用しています。キーボードをくるっと裏側に回転させると、片手でも使いやすい縦型学習スタイルになります。混雑する電車の中でも、縦型にできれば見やすさもアップ!
暗記ツール
昔から使われている赤い暗記用のカラーシート。この機能を暗記ツールとして、どちらの機種も採用しています。タッチペンを使って、画面上にあらわれるカラーシートをかぶせると、文字が隠れます。
自動単語帳
授業に出てきた単語をしっかり復習できる自動単語帳の機能も、どちらの機種にも搭載されています。
これは、自分が調べた言葉が自動的に単語帳に登録されるという機能。調べたあとにしっかりと覚えているのか、テスト前にも確認できるので、語彙の復習がとても簡単!調べてからの期間を設定すれば、定期テスト対策としても活用できますね。
PW-S3とPW-S2どっちがいいの?それぞれおすすめな人|シャープ高校生用電子辞書
では、結局、シャープの電子辞書を選ぶ場合、PW-S3とPW-S2のどちらがいいのでしょうか。それぞれ、おすすめの人を見ていきましょう。
PW-S3(最新モデル)がおすすめな人
新型PW-S3は次のような方におすすめです。
✓値段が高くても、学習機能が多い方がいい
✓大学まで長く使いたい
✓新しいバージョンの辞書を使いたい
新型PW-S3と旧型PW-S2は価格の差が大きいです。2024年に発売されたばかりの商品と2022年に発売された商品では価格に開きがあるのは当然ですよね。
新型のメリットは学習機能の多さと新しいバージョンの辞書であるという点。大学まで長く使いたいという人はこちらがおすすめです。
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PW-S2(型落ちモデル)がおすすめな人
旧型PW-S2は次のような方におすすめです。
✓値段が安い電子辞書が欲しい
✓ホワイトカラーの電子辞書が欲しい
✓辞書のバージョン自体にこだわりはない
旧型PW-S2はリーズナブルに高性能な機能を使うことができます。どれくらい電子辞書を使うか自信がない、辞書のバージョン自体はひとつ前のものでも構わないという人はこちらでもいいでしょう。
また、ホワイトカラーは旧型PW-S2だけです。白い電子辞書がいい!という人にはこちらがおすすめです。
特に、ホワイトカラーは在庫がなくなってしまうと購入できなくなってしまうことも…。すでに在庫が少なくなっている店舗も多いようです。購入を検討している方は早めの購入を心がけるようにしましょう。
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まとめ|PW-S3とPW-S2の違いとは?シャープの高校生用電子辞書を徹底比較【2024年】
シャープの電子辞書、PW-S3とPW-S2の違いを徹底比較しました。
PW-S3とPW-S2の違いをまとめると以下の通りでした。
新型PW-S3 | 旧型PW-S2 | |
ホーム画面の「学習メニュー」 | 〇 | × |
英単語「4択学習」機能 | 〇 | × |
収録コンテンツ数 | 277 | 270 |
本体カラー | ネイビー | ネイビー/ホワイト |
価格 | ¥53,460 | ¥34,873~ |
発売日(参考) | 2024年 | 2022年 |
何度も買い替えることは少ない電子辞書。自分のライフスタイルに合ったものを上手に選びたいですね。