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電話リレーサービスの料金と使い方を徹底解説*聞こえる人も聞こえない人も便利に♪

暮らしのお役立ち

最近、CMでも見かけるようになった「電話リレーサービス」を知っていますか?「電話リレーサービス」は耳の聞こえない人と聞こえる人を電話で繋ぐための公共サービスです。

こうしたサービスがあることを多くの人が知ることで、みんながより便利な暮らしを手に入れられるようになるかもしれません。この機会に「電話リレーサービス」の料金、使い方、仕組みについて、知っていってくださいね♪

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電話リレーサービスとは何?

「電話リレーサービス」とは、耳が聞こえない人や発話が難しい人と、聞こえる人の会話を通訳オペレーターの人を通して、手話や文字、音声などに変換し、電話というツールを即時双方向で使えるようにしたサービス

24時間、365日利用することができ、緊急通報機関などへの連絡も可能です。

これまでは民間サービスとして行われていましたが、2021年7月1日から公共サービスとなりました。サービスを提供しているのは、国の指定を受けた「日本財団電話リレーサービス」。

公共サービスとなったことで、耳の聞こえる人に、こうしたサービスを通じて、耳の聞こえない人から電話がかかってくる可能性も広がりました。

電話リレーサービス料っていくらかかるの?

いわゆる「電話リレーサービスの料金」として考えられる2つについて、見ていきましょう。

・電話リレーサービスを利用するためにかかる料金 → 主に耳が聞こえない人が払います
・電話リレーサービスを維持するためにかかる料金 → 電話番号を持つ全ての人が払います

電話リレーサービスを利用するためにかかる料金

電話リレーサービスを使った時の料金は、電話をかけた人が負担します。ただし、電話リレーサービスを利用するためには専用番号が必要で、この番号からの発信には特別な料金がかかります

つまり、耳が聞こえない人がこの専用の番号から発信する時に、特別な料金がかかるというわけです。耳が聞こえる人が発信する時は、通常のIP電話(050)をかける場合の料金が適用されます。

耳が聞こえない人が発信する場合

耳が聞こえない人が電話リレーサービス専用の電話番号を使って発信する場合、以下の料金がかります。月額料金ありのプランと、その都度、料金が発生する月額料金なしのプランがあります。

頻繁に電話を利用するなら、月額料金ありのプランの方が、1分あたりの通話料は安くなります。あまり電話を利用しないなら、都度払いの月額料金なしのプランの方がお得になる可能性も。

普段、月にどれくらい通話を利用するのかを確認してから、申し込むと安心ですね。

月額料ありプラン ※通話料はいずれも1分あたり
 月額料1番号あたり 178.2 円(税抜 162 円)
 固定電話着 5.5 円(税抜 5 円)
 携帯電話着 33 円(税抜 30 円)
 緊急通報、フリーダイヤル 無料

月額料なしプラン ※通話料はいずれも1分あたり
 固定電話着 16.5 円(税抜 15 円)
 携帯電話着 44 円(税抜 40 円)
 緊急通報、フリーダイヤル 無料

耳がきこえる人が発信する場合

電話リレーサービスに利用登録している利用者(耳が聞こえない人)に電話をかける場合、特別な利用料は必要ありません。

IP電話(050番号)へ発信する際の電話料金が適用となります。IP電話(050番号)への通話料は、それぞれ契約している電話会社の料金によって変わります。

電話リレーサービスを維持するためにかかる料金

電話リレーサービスを公共サービスとして運用していくため、サービスの提供に必要な費用は交付金によって賄われる仕組みになっています。

交付金のもととなる費用は、すべての電話番号を持つ人が負担します。ひとつの電話番号あたり、2022年度は年間6.6円の負担と決定されました。2022年度については、4月~9月までが月額1.1円ずつ、10月~3月までは0円の請求です。

ソフトバンクやドコモ、auなどの電話会社に、毎月の利用料と一緒に支払うかたちになっています。

2022年6月の携帯電話の請求にはこのように表示されていました

耳の聞こえない人が、電話リレーサービスを利用するために必要なものとは

電話リレーサービスを利用するには、インターネットに接続できる端末(パソコン、スマートフォン・タブレット)が必要です。通訳オペレーターと耳の聞こえない人とのやり取りは、インターネット回線を通じて行われるためです。

キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)のデータ通信、またはWi-Fi接続のいずれでも利用可能です。

電話リレーサービスの使い方

耳が聞こえない人は電話リレーサービスを利用するために、事前に登録が必要です。

アプリか郵送で、「050」で始まる専用電話番号を発行してもらいます。電話をかけたり、受けたりする際には専用アプリやパソコンを使用します。

耳が聞こえる人は、普段使っている電話で、電話をかけたり、受けたりすることができます。

専用アプリはこちら▼

電話リレーサービス
電話リレーサービス
開発元:日本財団電話リレーサービス
無料
posted withアプリーチ
耳が聞こえない人が電話をかける時(スマホなどでアプリを使用する場合)

①アプリを立ち上げる
②一般通話なら、電話番号を入力
 緊急通報なら、「警察」「病院・消防」「海上保安庁」からボタンを選びタップ
③通訳オペレーターに接続
④電話のかけ先と通話を開始

耳が聞こえない人が電話を受ける時

①アプリ画面に電話の着信が通知
②着信画面で「応答」をタップ
③通訳オペレーターに接続
④電話元と通話を開始

耳が聞こえる人が電話をかける時

①耳が聞こえない人が持っている、電話リレーサービス用の「050」の専用電話番号を聞いておく
②普通の電話をかけるように、電話をかける
③オペレーターに接続
④電話のかけ先と通話を開始

耳が聞こえる人が電話を受ける時

①普通の電話のように、着信がある
②オペレーターと接続
③電話元と通話を開始

電話リレーサービスで暮らしがもっと便利に♪

これまで耳が聞こえない人が利用することが難しかった通話サービスが、「電話リレーサービス」を通すことでぐんと簡単に使えるようになります。

耳が聞こえない人が普段、利用することが多いのが、手話がそのまま使えるビデオ通話。でも、電話のかけ先の人が手話が分からない場合、ビデオ通話は使えませんよね。そんな時、「電話リレーサービス」を使えば、手話が分からない人にも簡単に電話がかけられるようになるのです。

電話リレーサービスはこんな時に便利!
  • 110、119、118への緊急通報
  • 銀行やクレジットカード会社への問い合わせ
  • 宅急便の再配達
  • レストランや美容室、様々な店舗の予約
  • 学校や幼稚園、保育園、塾や習い事から、耳が聞こえない保護者への緊急連絡
  • 病院との連絡
  • 仕事の取引先との連絡

耳が聞こえない人におすすめ!日本語字幕ありでVOD映画を見るには

耳が聞こえない人が、VOD映画を楽しむためには、日本語字幕が必須です。外国映画や外国ドラマでは当たり前の日本語字幕ですが、実は、日本の映画やドラマ、アニメなどで、日本語字幕が設定されているものはまだまだ少ないのが現実。

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おしまいに

電話リレーサービスは、耳が聞こえない人がより便利に暮すためのツールのひとつです。こうしたサービスがあることを知っていれば、耳が聞こえる人も、聞こえない人も便利に活用できるシーンが増えますよね。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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