スイッチボットシーリングライトはスイッチボットシリーズの照明器具のひとつ。これがあれば、天井の照明をスマートホーム化できます。業者による工事は必要なし!天井の照明器具に手が届けば、誰でも簡単に取り付けできます。
スマートスピーカーと組み合わせれば、声で照明を操作することできて本当に便利です。スイッチボットシーリングライトの取り付けから使い方まで、徹底的にレビューしていきます。ぜひ、参考にしてくださいね。
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スイッチボット(SwitchBot)シーリングライトとは?
スイッチボットシーリングライトは、スイッチボット社が手がけるスマートライトのひとつです。工事は不要で、取り付けも簡単。明るさや色温度の調整も可能です。
◆スイッチボットシーリングライトの特徴◆
・スマートな照明制御…照明をリモートで簡単調整。スマホや音声アシスタントを使って、明るさや色温度の調整、タイマー設定、スケジュール作成なども可能です。
・簡単な取り付け…もともとついているシーリングライトとの交換も簡単。専門知識も工事も不要で、従来の配線をそのまま活用できます。
・ハブ機能の内蔵…ハブ機能がついているので、他のスイッチボットのBluetooth製品がスイッチボットサーバーに接続するルートを確保し、家庭内のBluetooth製品をリモートコントロールできるようになります。
スイッチボット(SwitchBot)シーリングライトの内容物は?
スイッチボットシーリングライトに入っているのは以下の通りです。この写真では、本体とセードがくっついた状態になっています。配送時には、このように、くっついた状態で届けられます。
本体
セード
専用取付アダプター
リモコン
単4電池×2
ネジ
リモコンケース
取扱説明書
スイッチボット(SwitchBot)シーリングライトの取り付け方
スイッチボットシーリングライトの流れは以下の通りです。取り付けを始める前に、照明の壁のスイッチを切って、照明器具が完全に冷めたことを確認してから行いましょう。
① 天井の配線器具の形状を確認する
② アダプターを取り付ける
③ 本体を取り付ける
④ コネクターを接続する
⑤ セードを取り付ける
詳しく見ていきましょう。
① 天井の配線器具の形状を確認する
天井の配線器具のかたちを確認します。上記のようなかたちの配線器具の場合は、取り付け可能です。
我が家の配線器具のかたちは、引掛ローゼットでした。もともとついていた照明器具はペンダントタイプの照明。この切り込みの部分にカチッとはまっているだけだったので、外すのも簡単でした。
ただ、ひとりで椅子にのぼって、ペンダントタイプの照明を外し、椅子から下りるのは少し難しいかもしれません。家族に手伝ってもらい、外した照明を預けて椅子から下りる方が安全です。
照明を外してしまうので、明るい昼に行う方がやりやすいです。
② アダプターを取り付ける
アダプターの引掛金具を引掛シーリングにはめて、カチッと音がするまで右側に回します。
はめ込む位置を目視で確認して、どういう向きではめればいいか見ておくと簡単!
③ 本体を取り付ける
配線器具のかたちによって、本体の取り付け方が変わります。配線器具の出しろが2cm程度あるタイプでは本体をはめ込んだ後、2回押し上げます。配線器具の出しろが1cm程度のタイプでは本体を1回押し上げます。
我が家の配線器具は高さがあるタイプだったので、本体をはめた後、2回押し上げました。
本体を取り付けた後、真ん中のロックレバーをロック表記の方にスライドしてロックします。
④ コネクターを接続する
本体側のコネクターとアダプター側のコネクターをフックにかかるまでしっかりと差し込みます。
⑤ セードを取り付ける
セードをはめ込みます。止まるまで右に回します。
セードを取り付ける際、回ってしまうことがあります。その場合、本体の押しあげが足りない可能性があります。しっかり、本体を押し上げてから、再度、セードを取り付けてください。
スイッチボット(SwitchBot)アプリで細かく設定できる
スイッチボットシーリングライトを設置したら、スイッチボットアプリで設定を行います。設定はとても簡単!10分もあれば完了します。
スイッチボットアプリにシーリングライトを登録したら、シーンに合わせて細かな設定ができるようになります。
よく使うシーンをワンタッチで選択
よく使うシーンの設定はワンタッチで切り替えできます。もともと入っているのは「ほんのり灯」、「おやすみ」「読書」「くつろぎ」「食事」の5パターン。
「+」マークを押して、自分好みのライト状態を作ることもできます。
上のバーが「明るさ」、下のバーが「色合い」を変えられます。色は白から黄色まで、好きなところでスライド調整できるようになっています。
オートメーションで時間によってモードを変更
「オートメーション」の項目では時間帯によってさまざまなモードに変える操作を自動的に行えます。
「おはようモード」「朝モード」「昼モード」「夜モード」「おやすみモード」「留守番モード」の6パターンがあり、こちらは自分でモードを追加することはできません。明るさや色合いなどは自分で調整することもできます。
「おはようモード」は起床時間の30分前に点灯し、設定した明るさまで徐々に部屋を明るくしてくれるモード。
面白いのは「留守番モード」。点灯、消灯の時刻を決めて、自動的にオン/オフを切り替え、人がいるようにカモフラージュすることができます。
遅延実行で灯りのつけっぱなしを制御
遅延実行とはエアコンや扇風機のタイマー機能のようなもの。設定した時間が過ぎたあと、オンにしたり、オフにしたりできます。
寝る前に、10分後になったら消灯するようにしておけば、お布団に入るときには明るい状態で、眠りについたら暗くなるようにできますよね。
付属のリモコン操作も可能
スイッチボットシーリングライトにはリモコンもついています。
明るさや色味、シーン操作など、こちらのリモコンでも行うことができます。
アプリを利用していない家族がシーン操作などしたい時に便利ですね。
スイッチボット(SwitchBot)シーリングライトプロとシーリングライトの違いは?
スイッチボットのライトシリーズには「シーリングライトプロ」と「シーリングライト」の2種類があります。最も大きな違いは、赤外線リモコン機能があるかないか、という点です。シーリングライトプロには赤外線リモコン機能がついています。
対応畳数にも違いがあります。シーリングライトプロは6畳、8畳、12畳の3種展開。シーリングライトは6畳、8畳の2種展開で、12畳用はありません。
機能 | シーリングライトプロ | シーリングライト |
ハブ機能 | 〇 | 〇 |
赤外線リモコン機能 | ○ | × |
畳数 | 6畳、8畳、12畳 | 6畳、8畳 |
使ってみて感じた良い点と悪い点
実際に使ってみて感じた良い点と悪い点を見ていきましょう。
悪い点
壁についている元スイッチを切ってしまうと、アプリや声で操作できなくなる。
ついいつもの習慣で壁にある元のスイッチを切ってしまうと、主電源がオフの状態になってしまうので、アプリや声で操作できなくなってしまいます。家族にも元スイッチを切らないように、徹底することで改善しました。
付属のリモコンを向ける方向が分かりづらい
付属のリモコンでも操作が可能ですが、どこが受信機なのかよくわからず、リモコン操作がしづらいと感じる時がありました。徐々に、よく使うモードなどが分かってきて、リモコンでの操作をあまりしなくなってきたので、最終的には気にならなくなりました。
良い点
部屋全体が明るい
今までペンダントタイプの蛍光灯を使用していましたが、それよりも断然、部屋全体が明るくなりました。壁にぺたっとつくタイプのライトなので、上の方から全体に光をいきわたらせることができると感じています。
頻繁に交換しなくてもいい
これまで蛍光灯だったので、電気が切れるたびに交換していました。このシーリングライトは40,000時間使用できる長寿命で、なんと約10年間交換不要!頻繁に交換する必要がないので、高齢の両親の家などに設置するのもいいなと感じました。
音声操作が本当にラク
我が家ではスマートスピーカーのアレクサとも連携させています。「アレクサ、シーリングライトを消して」というだけで消してくれるのでとても簡単。もともとついていたペンダント式の蛍光灯にはリモコンがなかったので、このライトに交換して利便性がアップしました。
見えない部屋の状態が分かる
今いる部屋とは別の部屋の照明のオン/オフが分かるのもとても便利です。例えば、2階や3階にある子供部屋などの照明を消し忘れているということが、1階のリビングからでもアプリを見ればわかります。外出時にも消し忘れが分かる上、アプリで外から消すこともできます。
また、自分が外出している時にもアプリを見れば、部屋の照明がついたことが分かるので、子供が帰宅したんだな、ということも分かって、とても便利です。
おしまいに
スイッチボットシーリングライトは、部屋の明るさや雰囲気を変えることができ、照明器具としてもとても優秀!スマートホーム化を始めるにあたっての初期段階で揃えるのがおすすめのデバイスのひとつです。
取付もとても簡単!椅子などに上って、天井のフックに手が届けば女性でもひとりで取付可能だと思います。一人暮らしののおうちでも重宝しそうです。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
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参考:スイッチボット公式