【PR】本サイトはプロモーション広告が含まれています
PR

大人におすすめの「文字のない絵本」11選*気軽なギフトにもぴったり

暮らしのお役立ち

子どもに読み聞かせるようになって、改めて絵本を読むと、なんだか昔と違ったように感じることはよくあること。経験を積んで大人になった今だからこそ、違った視点から見ることができたり、新たな気付きを得ることができたり…。

文字のない絵本は、さらに自由な解釈で私たちの心を豊かにしてくれます。そこで、今回は、大人になった今だから読みたい「文字のない絵本」を厳選してご紹介!心に響いた絵本は、大切な人へのギフトとしてもおすすめです。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪

住所や名前を知らなくても送れるソーシャルギフト20選*SNS友達に素敵なギフトを贈ろう
通販で買える見た目のカワイイお菓子10選*ご褒美スイーツにもおすすめ
大人もキュンとする絵本グッズ36選*通販可能でプレゼントにもおすすめ
パケ買い紅茶【ブランド別】おすすめ12選*自分へのご褒美や特別なギフトにもぴったり
おしゃれな花のプレゼント!センスを感じる花のギフト15選
可愛いクッキー缶をお取り寄せ!ギフトにもぴったりのおすすめ15選

スポンサーリンク

大人が「文字のない絵本」を読むと、どんなメリットがあるの?

絵本は大人の心も豊かにしてくれる素敵な本です。大人が「文字のない絵本」を読むと主に3つのメリットがあるといわれています。

想像力が育まれる
美しい世界に浸れる
自分の中の表現力を磨ける

どのメリットも「文字のない絵本」ならではのもの。文字がある絵本とはまた違ったアプローチで、私たちの心を満たしてくれるのです。

想像力が育まれる*自由な発想で描かれている世界に入り込む

見たこともない世界はもちろん、見慣れている世界でも、文字のない絵本の中で見ると、いつもとは全く違った視点を得られることが、「文字のない絵本」を読む魅力のひとつ。文字での説明がないので、まっさらな状態から、自由な発想で描かれている世界に入り込んでいくことができます。

美しい世界に浸れる*説明のないファンタジックな世界観にうっとり

日頃のリアルな世界とは一線を画する、美しい世界が「文字のない絵本」の中に広がっています。美術館でアート作品を眺めるように、絵本を眺めてみるのも素敵なことストーリーを考えたりせず、ただただ、そこに描かれている世界観にうっとりと没入してみるのもいいですよね。

自分の中の表現力を磨ける*何を、どう表現するのか、言葉が広がっていく

「文字のない絵本」には説明がありません。普通の絵本に書かれている、子供向けの言葉もないのです。このシーンを表現するなら、どんな言葉を選ぶのか。ページごとに、そう考えてみると、言葉を紡ぐ力も養われていきます

「文字のない絵本」を子供に読み聞かせるには、どうすればいいの?

大人が存分に「文字のない絵本」を楽しんだら、子供たちにもこの素敵な絵本を教えてあげたくなりますよね。でも、文字がないのに、どうやって読み聞かせをしたらいいのでしょう?

まずは何も言わず、子供たちと一緒に文字のない絵本を開き、最後までゆっくりページをめくってみましょう。子供が途中で、「これはなに?」「これはどうしているところ?」と聞いてきたら、親の答えを即答せず、一緒に考えてみましょう。

子供たちは固定概念に凝り固まった大人よりも、自由な発想力で、不思議なストーリーを思い浮かべているかもしれません。子供達の想いを否定することなく、より広げていくために、子供達の考えを引き出していくことが大切です。

「文字のない絵本」の読み聞かせに具体的なルールはありません。それぞれの子供に合ったやり方を見つけるのがとても重要。そうは言っても、どうすればいいのか分からないまま、結局、何も話さず、ページを繰って終わってしまったというのではもったいないですよね。

もし、どうしても、読み聞かせのやり方が分からないときは、次のような方法で、上から順番にトライしてみてはいかがでしょう。

1.子供がページの隅々まで見られるスピードで、何も言わずに最後までページをめくっていく。
2.「これはなにをしているところかな?」等、子供の言葉を引き出す質問をする。
3.「あ、こんなところに○○があるよ!」等、メイン以外の部分にも着目点があるヒントを与える。
4.イメージが膨らんできたら、一緒にどんなストーリーか話してみる。
5.慣れてきたら、子供が考えた言葉で、自ら読んでもらう。

子供達が、大人には思いもよらないストーリーや世界観を持っていることが分かったら、とても素敵ですよね。

美しい絵を豊かな心で読み解いて*「文字のない絵本」おすすめ11選

繊細な絵の中に隠れた動物たちにほっこり*安野光雅の名作絵本

【もりのえほん】作:安野 光雅/出版社:福音館書店

「旅の絵本」、「ふしぎなえ」など美しい絵本の著者としても有名な安野光雅さんの「もりのえほん」。淡い色合いで描かれる、自然の様子は、心を穏やかに、落ち着かせてくれます。じぃっと目を凝らしてみると、もりの中には130もの動物たちが隠されています。何度読んでも、あ、ここにもいた!と新しい発見があるかもしれません。

シンプルなかたちの中にある無限の美しさに感動*デザインセンスがピカイチ!

【あかいふうせん】作:イエラ・マリ/出版社:ほるぷ出版

鮮やかなあかいふうせんが、ページをめくるごとに、さまざまなものに緩やかに変化していく不思議な物語モノトーンの世界を彩るあかいふうせんは、シンプルなかたちなのに、とても美しく、大人を優しく魅了します。

作者のイエラ・マリさんは、イタリア出身のデザイナーで、「にわとりとたまご」、「木のうた」なども有名

子供達と一緒に不思議な街へ旅に出よう!*だまし絵の中に入り込んで

【Michi】作:junaida/出版社:福音館書店

ページごとに配色の違う美しい街が広がる「Mich」。左側からめくると男の子が歩みを進め、右側からひらくと女の子が旅の一歩を踏み出すという両開きのスタイルになっています。夢の中のような不思議な街を進んでいく二人は、本の真ん中で出会いますが…。

だまし絵のような街の様子に、読者はぐいぐい引き込まれ、まるで自分たちが街を旅しているような感覚になっていきます。

1978年生まれの作者、junaida(ジュナイダ)さんはボローニャ国際絵本原画展に入選。ほぼ日手帳やコマーシャルアートなどでも人気。新しい絵本の世界にわくわくできること、間違いなしです。

海外らしい、シックでエレガントな絵画の世界にうっとり

【ぼくのねこはどこ?】作:ヘンリー・コール/出版社:岩崎書店

ぼくのねこは、気ままに街を散策中。街並みに溶けこんで、探すのが大変!ねこはどこに行ってしまったのでしょうか?細かなエッチングのような線で描かれる世界は、とても優美。背景となる青空以外は色のない世界なのに、いきいきとした街の様子にどんどん引き込まれていってしまいます。

ブチ模様のあるぼくのねこ。ページの隅から隅まで探していると、街の人たちの暮らしぶりや表情にもストーリーを感じてしまいそう。ほっこりと心が温まる1冊です。

ひとりぼっちの寂しさが胸に迫る*文字のない犬の絵本といえばこれ!

【アンジュール ある犬の物語】作:ガブリエル・バンサン/出版社:BL出版

字のない絵本といえば、「アンジュール ある犬のの物語」といわれるほど、有名な絵本です。車から捨てられてしまった犬の長いさすらいと出会いの物語。鉛筆1本のモノトーンで描かれる犬の表情が心に迫る名作です。

途方に暮れた犬が、寂しさ、切なさを感じながらそれでも進んでいく様子に、大人だからこそ感じ取れるものがあるはず。第34回産経児童出版文化賞美術賞受賞作品です。

作者のガブリエル・バンサンさんは、他に「たまご」という文字のない絵本でも有名。「くまのアーネストおじさん」シリーズは映画化もされるほどの人気です。

上質な無声映画を見ているような気分を味わえる

【アライバル】作:ショーン・タン/出版社:河出書房新社

危機に瀕した町から一人の男が、新天地を目指し旅立ちます。男は家族を残し、たった一人でたどり着いた新天地で新しい暮らしが始まり…。モノトーンで描かれる世界を語る文字はありません。何が起きているのか、この絵を眺めているだけで、不思議な世界観とともに、すっと心に入り込んできます。

作者のショーン・タンさんは、アングレーム国際コミック・フェスティバル最優秀作品賞、世界幻想文学大賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞など多数の受賞歴を持つ絵本作家。「遠い町から来た話」、「内なる町から来た話」、「セミ」など次々と不思議で、どこか懐かしいような作品を発表しています。

赤いかさが、心の奥にしまい込んだ、懐かしい景色を思いださせる

【かさ】作:太田 大八/出版社:文研出版

雨が降る中、赤い傘をさした女の子が、お父さんを駅まで迎えにいくまでの道中を描くシンプルなストーリー。小さな女の子の赤い傘以外は、黒で描かれた世界。鮮やかな女の子の傘が印象的な作品です。小さな幸せは日常の中にあるということを思い出すきっかけになるかもしれません

ふらりと電車で旅に出たくなる*レトロな昭和の光景に心奪われること間違いなし!

【やこうれっしゃ】作:西村 繁男/出版社:福音館書店

夜を駆ける夜行列車に乗り込んだ乗客たちの様子を描く1冊。トランプで遊んだり、座席でごろんと横になって眠ったり。車内には扇風機があり、たばこを吸っている人がいるなど、今とは違う慣習にちょっとびっくりしてしまうかも…。

それぞれの乗客たちは、どうしてこの列車に乗り込んだのだろうかと、ストーリーを思い浮かべながら楽しめます中表紙に描かれた4人家族がどんな風に、夜行列車で過ごしているのかという点に注目してみても◎

まだ見ぬ不思議な世界への想いが募る*アメリカの児童文学賞受賞作品

【漂流物】作:デイヴィッド・ウィーズナー/出版社:BL出版

波打ち際に打ち上げられた、古い水中カメラを少年が拾います中に入っていたフィルムを現像すると、幻想的な世界が映し出されていました。最後の1枚には、素敵な秘密が隠されていて…。

2007年、アメリカの優秀な児童文学に贈られるコールデコット賞受賞作である本作。この絵本を読むと、日常の不思議なつながりに想いを馳せてみたくなりますよ

赤いマーカーを持って大冒険に出かけよう!*NYベストセラー入りの話題作

【ジャーニー 女の子とまほうのマーカー】作:アーロン・ベッカー/出版社:講談社

ひとりぼっちの少女が部屋で拾った赤いマーカー。壁に扉を描くと、絵の扉は本物の扉になって、少女を不思議な世界へと誘います。緻密な美しい絵が、少女の大冒険を盛りあげ…。最後まで読んだら、ぜひ、1ページ目に戻ってみて!素敵な秘密が隠されていますよ

2014年コルデコットオナー賞受賞作品である本作の作者は、アメリカのイラストレーター、アーロン・ベッカーさんニューヨークで話題の作品です。

大人のための、美しい文字なし絵本の代表作*画集のような超大作!

【旅する小舟】作:ペーター・ヴァン・デン・エンデ /翻訳:岸本佐知子/出版社:求龍堂

不思議なヒトが紙で折った、一隻の紙舟。小舟は、奇妙な世界へと船出していきます。生い茂る森を抜け、氷山や不思議な魚たちの世界を通り抜け、壮大な旅が繰り広げられます。モノトーンで描かれた、まさに大人のための絵本とでも言うべき1冊。96ページもあり、読みごたえも抜群です。

作者は、本書がデビュー作というペーター・ヴァン・デン・エンデさん。画集のようにも、楽しめますよ。2020年のニューヨーク・タイムズ・ベストブックに選ばれました

ましろ
ましろ

NHKの番組で、中江有里さんがブックレビューとして挙げていた絵本です

質の良い睡眠をとりたい時、寝る前に心が穏やかになる絵本を読むのもおすすめです!

おしまいに

字のない絵本は、私たち大人にも想像力の翼を与えてくれます。忙しい日常からちょっと離れて、ほっと息をつくような時間を持ってみてはいかがでしょう。きっと、単調な毎日の中にも、きらりと光るものを見つけることができるようになりますよ♪

タイトルとURLをコピーしました